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蒔田紙器ってどんな会社?


蒔田紙器は「段ボール製品」や「紙器製品」を作っている会社です。

段ボールと紙器

「段ボール」は、波状の紙を平らな紙で挟んで貼り合わせたものをいいます。
弊社は、段ボール(シート)を仕入れて、箱などに加工しています。

「紙器」は、化粧箱や紙コップなどの紙製の容器をいいます。
弊社で扱う「紙器」は箱状の板紙製品(お菓子や化粧品、医薬品などを入れる厚紙(板紙)でできた箱)です。また、写真などが印刷された板紙を片面の段ボールに貼り合わせること(合紙)ができます。段ボールと板紙は印刷方法が違うので、用途に合わせて選択していただければと思います。(段ボールは紙の色がでますが、板紙はデザインの色がそのままでます)

蒔田紙器㈱は現在、段ボール製品を約70%、紙器製品を約30%製造しています。

なぜ段ボールではなく紙器なの?

写真:貼り箱

段ボールの製造がメインなのに、なぜ社名に「段ボール」ではなく「紙器」がついているの?という疑問が生じると思います。
創業当時は段ボール製品ではなく、地元の銘菓の箱「貼り箱」を中心に紙器製品を100%製造していました。
その為、社名に「紙器」とつけられました。
お菓子などを入れる貼り箱の製造から始まった蒔田紙器。
昭和25年頃からは、化粧品を入れる箱をボール紙で製造し、創業者である蒔田貞蔵が藤枝市からお客様の工場がある静岡市までリアカーを引いて納品していました。
ある時、その様子をお客様の初代社長に見られ「それ(組み立てた箱)では一度に運べる量も多くないし大変だろう」
と言われました。そこで、運ぶのにも楽で使いやすい折り畳み式の箱を考案、採用されたことからお客様との本格的な取引が始まりました。
さらには、増えていく化粧品の箱を一度にたくさん運ぶために、それを入れる箱として段ボール箱を製造したことが、いち早く段ボールの製造を取り入れるきっかけとなりました。折り畳み式の箱は現在ワンタッチケースに発展し、紙器だけではなく段ボールにも取り入れ、蒔田紙器の主力製品のひとつとなっています。

男女の区別なく活躍出来る職場です

職場としての蒔田紙器㈱は、女性社員が多く誰とでも気軽に話せるアットホームな雰囲気の会社です。
工場見学に来られた方にも、社員同士で挨拶するときのように普通に挨拶しているのですが、「挨拶ができてすごいですね」と驚かれているようです。特別なことではないのですが、普通のことが普通にできるところは、これからも変わらず続けていきたいですね。

「段ボール」や「紙器」は、今後もなくなることがない包装容器だと思います。蒔田紙器㈱は、操業75周年以上続いていますが、慢心することなく工夫と努力を重ね、お客様のご要望に応えてまいります。